本数も多くて乗り換えなしで最速の高速バス
大阪から徳島への交通手段として最も多く利用されているのが高速バスです。
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徳島行き高速バスは以下の2系統があります。
- ①なんば高速バスターミナルを出発して阪急三番街、ハービス大阪を経由し徳島駅前に至る路線
- ②JR大阪駅を出発して湊町バスターミナルを経由し徳島駅前に至る路線
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各停留所から徳島駅前までの所要時間は
- ・なんば高速バスターミナル:3時間
- ・阪急三番街:2時間30分
- ・ハービス大阪:2時間20分
- ・JR大阪駅:2時間43分
- ・湊町バスターミナル:2時間28分 となっております。
大阪の各停留所から徳島駅前までの運賃は4100円です。
運行本数ですが、本数の少ない時間帯でも毎時2本の頻度で運行しています。
高速バスは渋滞で遅れます
大阪から徳島への主要な交通機関である高速バスですが、渋滞で遅れるという弱点があります。
高速バスが通る、阪神高速3号神戸線、第二神明道路は、かなりの頻度で渋滞します。
とくに、阪神高速3号神戸線は都市高速部門で渋滞ランキング1位の常連となっているほど渋滞の名所です。
各バス会社では、渋滞を回避して別の道路を通るという工夫を行っていますが、ダイヤどおりに走るのはかなり困難となっております。
神戸の渋滞を回避するだけならJR神戸線
阪神高速3号神戸線、第二神明道路の渋滞を回避するには、舞子までJR神戸線を使うという方法があります。
大阪から舞子までは所要時間約50分弱、運賃は820円です。
舞子駅と高速バスの高速舞子停留所は連絡通路(ほとんどが長いエスカレーター)で結ばれています。
高速舞子から徳島駅前までは所要時間約1時間20分、運賃は3300円です。
高速舞子から徳島への高速バスは本数の少ない時間帯でも毎時3本の頻度で運行していますので、電車とバスの接続時間のタイミングが良ければ、乗り換え時間を含めても若干、高速バスより速いです。
しかし、このルートも神戸淡路鳴門自動車道が渋滞すると、渋滞回避の意味がなくなります。
神戸淡路鳴門自動車道はめったに渋滞しませんが、年末年始や大型連休シーズンに渋滞します。
完全に渋滞を回避したいなら南海電車
完全に渋滞を回避するには、難波から南海電車に乗るという方法があります。
しかし、電車で行けるのは和歌山港までで、和歌山港では鉄道連絡船(南海フェリー)に乗り換える必要があります。
鉄道連絡船とはその名の通り鉄道に連絡する船です。
難波から徳島港までの運賃は2,500円です。
難波駅で南海電車に乗る際は注意が必要です。
徳島港駅がICOCA等のICカードに対応していないため、難波駅の券売機または窓口で徳島港行きの切符を買う必要があります。
もしくはVISAタッチが利用できます。
徳島港駅はICカードは使えないけどVISAタッチは使えるというおもしろい駅です。
難波から和歌山港までは特急サザンが運行しています。
和歌山港駅は目の前が連絡船乗り場となっています。
所要時間は難波―和歌山港間が約1時間、和歌山港―徳島港間が約2時間です。
完全に渋滞を回避できますが時間がかかるルートです。
おまけ
結局、徳島へ行くのって、時間はかかるわ金もかかるわでめちゃくちゃ不便だと思いませんか?
このような、徳島へのアクセスの不便さを解消する方法として、南海電車の淡路島・徳島への延伸がございます!